Japan-US Science, Technology and Space Application Program


Microgravity Experiment Working Group

 

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日本の宇宙実験

 
 

第1回関係者
ミーティング開催

(2000/6/23)

 

S*T*A*R*S
関係者と全体打合
開催
(2000/9/19-21)

第2回関係者
ミーティング開催

(2000/10/10)

 

第10回日米科学・
技術・宇宙応用プログラム
ワークショップ
(ハワイ会議)

(2000/11/13-17)

 

実験装置の
設計審査

(2001/2/20)

 

現在の状況
その1

(2001/3/6)

 

現在の状況
その2

(2001/3/22)

米国の新聞に
紹介されました

(2001/11/6)


 
 

S*T*A*R*S関係者と全体打合(2000年9月19-21日)

 9月19日から21日の3日間、スペースメディア社、バイオサーブ宇宙商業センター、パラゴン社のそれぞれの担当者と主研究者である新堀真希さん、小田原修教授、日本側の関係者が参加して最終設計審査(Critical Design Review)が行われました。

 今回は、今後のスケジュールから実験装置に至るまで実験に関する細かい事柄すべての確認が行われました。打合せはすべて英語で行われましたが、新堀さんは関係者からの質問にも自分の考えを的確に述べていました。

打合せの様子
打合せの様子

1日目(2000年9月19日)
 始めに新堀さんが日本の実験の概要(目的、実験装置、今後の課題)を説明しました。
 続いて、バイオサーブ宇宙商業センターのMark Rupertさんが実験装置の概要と状況を説明しました。
 その後、新堀さんを交えて実験装置の基本設計を検討しました。以下がこの日話し合われた内容です。

  • 実験装置の照明
    • 6500°Kから5000°K
    • 照明は16時間がONの状態(昼)、8時間がOFFの状態(夜)とする。
  • 画像/ビデオ
    • 2つの小さいカメラを搭載
    • 静止画像は1時間単位で集められる。
    • 1から5分のビデオ画像は1日に2回ぐらいに分けてダウンリンクされる。
    • めだかとコントラストを強くするような背景にする。
    • カメラの視野(写す範囲)の選択 - 6mmレンズを使用
  • 温度
    • 実験対象:25℃ +/- 2℃
    • 温度計はハビタットの横についている。
  • 工学的/科学的データ
    • S*T*A*R*SのWEBサイトにて情報を公開。

2日目(2000年9月20日)
 本日の最初は昨日に引き続き、バイオサーブ宇宙商業センターのMARK RUPERTさんが等温閉鎖モジュール[Isothermal Containment Module(ICM)]の概要について説明しました。
 続いて、スペースメディア社のKimberly Campbellさんが日本の実験を含むS*T*A*R*Sミッションの実験装置が搭載される予定のSTS-107のシャトルミッションの流れ(打ち上げ前の準備とそのサポート、軌道上、着陸)を説明しました。
3日目(2000年9月21日)
 最終日の初めは、パラゴン社のPoynterさんからエコシステム(生態系)の準備とネストの設計についての説明、及び新堀さんを含めた環境設計の議論が行われました。
 ネストの設計についても含めた質疑応答が行われました。
 最後に、今後のするべき事柄とスケジュールの確認が行われました。

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